bluegrasswise ブログ

日本列島とほぼ同じ緯度にあるアパラチア山脈、どことなくその人情も日本人に通じる 南部アパラチアの田舎から生まれたオーガニックでエコなアコースティック音楽(共鳴 /共生)、そして1960年代以降のヒッピー文化を含むカウンターカルチャーとの出会い で自由な個々人の感性を尊重する非マウス音楽として人知れず世代を越えて広まりつつあるブルーグラス(bluegrass)にかかわる(wise)ブログです。

ブルーグラス

ジョン・グリック MOONSHINER/April 2018

ジョン・グリック 〜インプロバイズするトラッドグラス フィドラー、 東京で一夜限り(5/9)のワークショップ〜 bluegrasswise.hatenablog.com フランク・ウェイクフィールド、デイブ・エバンズ、デル・マッカーリー、ダニー・ペイズリー、デビッド・グリスマ…

“The World Is Waiting for the Sunrise” 今回から「ムーンシャイナー」2019年1月号からスタートした「How To Play Bluegrass」 を当編集長ブログに転載していきます。 新春バンジョーTAB譜(#2901)“The World Is Waiting for the Sunrise” 「世界は日の出を…

ノーム・ピケルニー & ステュアート・ダンカン Live Magic

ノームとステュアート、今日から札幌・大阪・名古屋 昨夜、恵比寿で、もの凄いモン、観ました。大音響のファンキーな南部ザディコの「Zydefunk」につづいて登場したノームとステュアート、ほとんどブルーグラス初体験の観客が、おそらく戸惑ったろうフィドル…

ノームとステュアート、ご予約の皆さまへ

いよいよ近づいてきました10月23日、ノームとステュアートのコンサート ノームとステュアート、超多忙なふたりとも大変日本でのフィドル&バンジョー公演を楽しみにしています。ノームは近年手に入れたン千万のギブソン・グラナダを、ステュアートは12歳のと…

ステュアート・ダンカン特集 MOONSHINER/April 2016

ステュアート・ダンカン 「フィドルメニア」 本誌2月号でお伝えすることができなかった、世界最高峰のブルーグラス フィドラー、ステュアート・ダンカンの来日、2月26日に急きょ開かれたワークショップなどからその音楽や素顔、そしてやはり、その尋常では…

ノーム・ピケルニー 特集 MOONSHINER/Autumn 2016

宝塚フェスでの ノーム・ピケルニー 文:渡辺三郎 8月6日、第45回記念 宝塚ブルーグラスフェスもたけなわの午後、ノーム・ピケルニーが東京からツアーマネージャーの役割を買って出てくれた井上ゆい子の案内で到着した。驚いたことに、フェスグラウン…

パンチ・ブラザーズ来日特集 MOONSHINER/Autumn 2016

パンチ・ブラザーズ衝撃!! 8月初頭の3日間、ブルーノート東京に連夜出演していたパンチ・ブラザーズの最終日、5日に出かけました。すでに多くの友人やリスナーから興奮した調子のメイルが届いていましたが、それにしてもステージに出てきた時の、マイルズ…

ノーム・ピケルニー & ステュアート・ダンカン 来日ツアー

Noam Pikelny & Stuart Duncan 10月21日〜10月24日 アメリカンルーツミュージック楽器奏法の基本「フィドル&バンジョー」世界最高峰初来日! 聞いているといつも感動してしまうほど巧いミュージシャンはやはり好きです。これまでの「Live Magic」ではジェリ…

Stuart Duncan & Noam Pikelny 来日決定!

Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2018 現在、まぎれなく世界最高のフィドルとバンジョー奏者であるステュアート・ダンカン&ノーム・ピケルニーが来日します。 2014年以来、正式にフィドル&バンジョー ユニットとしてツアーを組むふたり、ステュアートは「ジャ…

60年前の新聞売りのジミイ少年

「日本ブルーグラスの夜明け」 今年もよろしくお願いします。 管理担当より2018年最初の記事になります。編集長からのお願いです。 35年目を迎えていますブルーグラス月刊専門誌「ムーンシャイナー」、2018年1月号の特集は「日本ブルーグラスの夜明け」と題…

第45回記念 宝塚 ブルーグラスフェスティバル

宝塚ブルーグラスフェスも45年目 まさに盛夏! さぞ茹だっておられることでしょうが、なんのこれしき……、というか、何にでも感応できるミュージシャン/音楽ファンたるもの、せっかくのこの暑さを、「人生、そうそう何度も味わえるもんではない!」というラ…

ステュアート・ダンカン  「フィドル ワークショップ」

ステュアート・ダンカン 「フィドル ワークショップ」 ~ジャズボーカルの女王という言われるダイアナ・クラールのバックアップとして30年ぶりに来日する世界一のフィドラー、ステュアート・ダンカン(51)。 ヨーヨー・マらとの『Goat Rodeo Sessions』でグラ…

ブルーグラスの誕生から70年、part three

ブルーグラスの誕生から70年、part three: ブルーグラスはバンドサウンド② (ムーンシャイナー2015年4月号より) bluegrasswise.hatenablog.com bluegrasswise.hatenablog.com ブルーグラス成立でもう一点、現在の視点から重要なのは、ブルーグラス音楽の成…

I'm With Her 最後のお願い

わたし、本日9時に上海に向けて出発です。この記事がアップされる頃は飛行機に載っているか、ひょっとしたら上海に付いているかもしれません。 さて、今日の本題です。 今月、「I'm With Her(アイム ウィズ ハー)」というユニットで21世紀を代表する若い…

ブルーグラスの誕生から70年、part two

”ブルーグラスの誕生から70年”のパート2です。 bluegrasswise.hatenablog.com ブルーグラスはバンドサウンド(ムーンシャイナー2015年4月号より) 1946年9月と1947年10月の2度に渡って、現在「オリジナルブルーグラスバンド」と呼ばれる「ビル・モンロー…

IBMAアワード 2015

あっという間に2週間、鎌倉・ナッシュビルのイベントも無事、好天に恵まれて済み、いよいよ今週はIBMA(国際ブルーグラス音楽協会)のお祭り、WOB(ワールドオブブルーグラス)週間が始まります。 最大のイベントは第26回IBMAアワードショウです。10月1日(…

ブルーグラスの誕生から70年、 part one: 1945年、ブルーグラス誕生

part one: 1945年、ブルーグラス誕生 モンロー・ブラザーズ(1929-1938) 28歳になったビル・モンローは1939年、兄チャーリー(8人兄弟の末っ子ビル、すぐ上の兄だが8歳違い。家庭での立場が想像できる)とのブラザーデュオ、モンローブラザーズを前年に解散…

今日、9月13日はビル・モンロー104歳の誕生日だ。

今日、9月13日はビル・モンロー104歳の誕生日だ。世界中に「ブルーグラス」という音楽コミュニティが生まれたのは、104年前の今日だった……と言えなくないか? 1996年、9月9日に亡くなって以来、生前のビル・モンローに関するいろいろなことがより詳しく明…

金沢(9.15)←→東京(9.17)で、ブルーグラスとアイリッシュの超絶バトル! TARO & JORDAN 秋 2015

イベント告知です。 Twitterでもいろいろ流れています”TARO & JORDAN” 今月開催のご案内。 北陸新幹線開業記念興行!?金沢(9.15)↔東京(9.17)で、ブルーグラスとアイリッシュの超絶バトル! TARO & JORDAN 秋 2015 TARO & JORDAN ブルーグラス超絶技巧の…

9月20日 鎌倉 アパラチアン・ルーツ・ミュージックへのご招待

昨日19日のイベントの内容をアップしましたので、本日は9月20日のご紹介です。 アパラチアン・ルーツ・ミュージックへのご招待9月20日(日) 鎌倉生涯学習センター・ホール 主催:鎌倉・ナッシュヴィル有効協会後援:鎌倉市協賛:鹿島建設株式会社 【プログ…

1965-09-03 ブルーグラスフェスの始まり。

ちょうど50年前の今日9月3日、バージニア州ロアノーク郊外の農場で世界初の3日間にわたるブルーグラスフェスが始まりました。 1965年のことです。東京オリンピックの翌年、ピーター・ローワンを擁したビル・モンローをはじめ、ブルーグラス界の大物が一堂…