bluegrasswise ブログ

日本列島とほぼ同じ緯度にあるアパラチア山脈、どことなくその人情も日本人に通じる 南部アパラチアの田舎から生まれたオーガニックでエコなアコースティック音楽(共鳴 /共生)、そして1960年代以降のヒッピー文化を含むカウンターカルチャーとの出会い で自由な個々人の感性を尊重する非マウス音楽として人知れず世代を越えて広まりつつあるブルーグラス(bluegrass)にかかわる(wise)ブログです。

今日、9月13日はビル・モンロー104歳の誕生日だ。

今日、9月13日はビル・モンロー104歳の誕生日だ。世界中に「ブルーグラス」という音楽コミュニティが生まれたのは、104年前の今日だった……と言えなくないか?

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 1996年、9月9日に亡くなって以来、生前のビル・モンローに関するいろいろなことがより詳しく明らかになっている。それでもまだまだ知らなかったこと、また気付くことが多々ある。最近知ったモンロー事跡のひとつに、学校は11歳、つまり小学5年製までしか行かなかった、というのがある。ことしも5月に訪れたケンタッキー州ロジーンのビル・モンロー生家、ペン叔父さんのキャビンやロジーン駅前の住宅に比べてもきちんとした造作から、それほど貧しくはなかったと思っていたのだが、どーだろう?

 もちろん当時、それがフツーだったのかもしれない。伝説のオリジナル・ブルーグラスバンドでは高校を出たのはアール・スクラッグスだけ、そのためにブルーグラスボーイズの経理を任されたという逸話もあるほどだから……。それとも、極度の斜視でシャイだったというビル少年、兄からと同様、学校でもいじめが原因でドロップオフしたのかもしれない……。

 

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 そんな想像をめぐらせた今日、1日だった。……じつはムーンシャイナー10月号の締め切りで、そんなこと考えている余裕はないのだ、ぞ!!!

 ということで、ビル・モンロー生誕14周年記念、ムーンシャイナーの4月号から8月号まで5回にわたり連載した「ブルーグラス誕生から70年」特集の一部分を何度かに分けて、加筆紹介しようと思う。もちろん、ムーンシャイナー年間契約を勧誘しつつ……!!?

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