bluegrasswise ブログ

日本列島とほぼ同じ緯度にあるアパラチア山脈、どことなくその人情も日本人に通じる 南部アパラチアの田舎から生まれたオーガニックでエコなアコースティック音楽(共鳴 /共生)、そして1960年代以降のヒッピー文化を含むカウンターカルチャーとの出会い で自由な個々人の感性を尊重する非マウス音楽として人知れず世代を越えて広まりつつあるブルーグラス(bluegrass)にかかわる(wise)ブログです。

Jon Glik フィドルワークショップお誘い その2

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ジョン・グリック フィドルワークショップ

ジョン・グリックのムーンシャイナー誌4月号の記事と“Live and Let Live”アニーの楽譜と音源をアップしておきます。

掲載ページ:8〜14p

最後にp12に掲載の“Live and Let Live”の譜面と音源をアップしてありますので参考にして下さい。

ムーンシャイナー誌4月号「ジョン・グリック特集」
(ご購入や定期購読はhttp://www.bomserv.com/MoonShiner/

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“Live and Let Live” fast ver. by Annie Staninec

“Live and Let Live”“Live and Let Live” slow ver. by Annie Staninec

“Live and Let Live” by Jon“Live and Let Live” Glik with Dan Paisley & Sout hern Grass from “Forty Years Late”
“Live and Let Live” transcribed by Annie Staninec

Jon Glik フィドルワークショップお誘い

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ブルーグラスな皆さまへ

さわやかな春にフィドルワークショップのお知らせです。週日ですが、二次会の打ち上げピッキンパーティー込みの合計4時間のプログラムです。
ムーンシャイナー誌4月号特集に紹介したように、デル・マッカーリー名盤での録音やダニー・ペイズリーやデビッド・グリスマンとの活動で知られる現在では希少な存在となりつつある叩き上げのブルーグラスフィドラー、ジョン・グリックのワークショップです。パーフェクトでファンシーなフィドラーたちとは違い、ダウンホームでアーシーな魂のこもったジョンのフィドルから初心者/上級者の別なく、もっとも大切な「フィドルが歌う」インプロバイズ感覚をそれぞれのテクニックに応じてリズムとコードに乗って身につけるノウハウを体験したいと思います。

“Jon Glik” Fiddle Workshop & Potluck Pickin' Party

ジョン・グリック「フィドルワークショップとポットラックパーティー」

  • 5月9日(水)18:00~22:00
  • スタジオ「カジュアライズ」(JR池袋駅徒歩3分)http://casuarise-studio.com/
  • 参加料 ¥3,000-(学生証提示¥2,000-)
    18時からワークショップ、20時以降のピッキンパーティは各自飲食物持ち込みにて(コンビニ歩1分。冷蔵庫、自動製氷機、電子レンジや料理道具セットなどを含む厨房あり。ただし22時までに原状回復のこと)。

 詳細は以下のプログラム参照

  • 世話役/司会:月刊ブルーグラス専門誌「ムーンシャイナー」編集長、井上(渡辺)三郎。
  • (問、予約申し込み)fiddleandbanjo@nifty.com、または080-3819-8818

【プログラム】
18:00~19:45 Jon Glik Fiddle Workshop
フィドル ワークショップ」
●テーマ:歌うブルーグラスフィドルの本質
 ブルーグラスフィドルの醍醐味である「歌うこと」の重要性を、初心者/上級者のテクニックとは関係なくボーカリストのように感情を込めるフィドルノウハウを、以下のようなサンプルで考えていきます
●フィドリン・アーサー・スミス以来のブルースリック。e.g.:“Florida Blues”から
“Foggy Mountain Special”へ


Arthur Smith's Composition "Florida Blues"

 用例:マウンテンマイナー(≒ブルーノート)によるインプロバイズ
●スリーコードの典型展開
「Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ」(e.g.:“I'm On My Way Back To The Old Home”)や
「Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ」(e.g.:“Blue Ridge Cabin Home”)におけるダブルストップのインプロバイズ。
(ムーンシャイナー誌4~5月号「私的ブルーグラスの弾き方」およびそyoutube実践“moonshiner 201804”参照)
ブルーグラスキーと言われる「Key of B Natural」でのインプロバイズ。
e.g.:“Live and Let Live”
(ムーンシャイナー誌4月号12頁に楽譜、音源はB.O.M.サービス、ムーンシャイナー誌2018年4月号紹介サイト
http://bomserv.com/MoonShiner/list/2018.html
の目次の下にあります)
●そのほか、ブルーグラス奏法によるフィドルチューンにおけるオールドタイムフィドルチューンのインプロバイズについて。
e.g.:“Bill Cheatham”。
また、モンローのインストチューンのツインやトリプルフィドルのノウハウ。リード奏者のコードフォームの見た目(地図)から発想するテナーパートやバリトンパートの取り方など、時間があれば取り上げたいと思っています。

20:00~21:30 Potluck Pickin' Party
ポットラックパーティー」
 ジョンを囲んだ各自(自分用)飲食物持ち込み、参加自由の交流二次会/飲み会を兼ねたピッキンパーティーです。フィドラーのみならずさまざまな楽器奏者も大歓迎です。コンビニへは徒歩1分!!

 以上、参加希望の方はご予約いただければ幸いです。……楽しみましょう!! 

60年前の新聞売りのジミイ少年

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「日本ブルーグラスの夜明け」

今年もよろしくお願いします。 管理担当より
2018年最初の記事になります。編集長からのお願いです。

 

35年目を迎えていますブルーグラス月刊専門誌「ムーンシャイナー」、2018年1月号の特集は「日本ブルーグラスの夜明け」と題して、ちょうど60年前の1958年1月、日本最初のブルーグラス音源として発売された7吋(インチ≒18cm)シングル盤(45回転)を機に、日本発売されたシングル盤、全19枚を、コレクターの永井英夫さんの協力で紹介しています。
そして2月号からはシングル盤最初の1枚、レスター・フラット「新聞売りのジミイ少年“Jimmie Brown, the Newsboy”/山小屋で“Blue Ridge Cabin Home”」(日本コロムビア、Columbia LL-101)から、19枚目の1972年4月発売のカントリー・ガゼット「ホンキー・キャット“Honky Cat”/ダウン・ザ・ロード“Down the Road”」(東芝EMI、Liberty LLP-10482)まで、発売順に19枚をシリーズ紹介して行く予定です。シングル盤発売ということは、ある程度のヒットを目指した商品であることから、当時の社会や音楽状況も興味深いところです。

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http://www.bomserv.com/MoonShiner/

ただ若輩モノのわたし、1958年といえばまだ9歳。いくらなんでも、ブルーグラスとは無縁です。もし皆さんの中で、1958年1月発売のレスター・フラット「新聞売りのジミイ少年“Jimmie Brown, the Newsboy”/山小屋で“Blue Ridge Cabin Home”」のシングル盤に関して、何かの接点や思い出などありましたらお寄せいただけませんか?

 

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写真提供:永井英夫

ちなみに同じ1958年4月には、7吋EP盤(45回転)4曲入りのフォギー・マウンテン・ジャムボリー「新聞売りのジミイ少年“Jimmie Brown, the Newsboy”、フリント・ヒル・スペシャル“Flint Hill Special”/花のような恋人“Your Love Is Like a Flower”、フォギー・マウンテン・チャイム“Foggy Mountain Chimes”」(日本コロムビア、Columbia EM-212)が発売されています。また、二枚目の7吋シングル盤の日本発売は1959年12月発売、 ドン・レノ、レッド・スマイリーとテネシー・カットアップス「ディキシーブレイクダウン“Dixie Breakdown”/いつわりの涙“Your Tears Are Just Interest on the Loan”」(東京芝浦電気、Angel HM-1058)となっています。
上記二枚についても、その思い出や当時の様子など、何かありましたらお寄せください。

 ブルーグラスにかかわる皆さんの記憶や思い出を、日本のブルーグラスコミュニティに留め置くべく、皆さんの協力をお願いします。

ムーンシャイナー誌編集長、井上(渡辺)三郎

 

ブルーグラス45 日本ツアーのお知らせ

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Bluegrass 45 結成50周年 日本ツアー

1967年に神戸で結成され、今年でバンドの50周年を迎えたブルーグラス45が、9月末からの米国ツアーを終え11月はじめ、関東(11/3 東京・小平、11/4 神奈川・秦野、11/5 東京・銀座)と関西(11/10 神戸、11/12 大阪)をツアーします。
おそらくブルーグラス45、これが最後の本格的なツアーとなると思われます。もしお時間が許せば、ぜひとも
おいで頂けるよう、お願いします。

ブルーグラス45、米国ツアーから戻って
 1965年に誕生した日本初のライブハウス、神戸元町の「ロストシティー」で1967年に結成され、オリジナルメンバーのまま今年で50周年を迎えたブルーグラス45が9月最終週末、ノースカロライナ州都ローリーで開かれたIBMA(国際ブルーグラス音楽協会)主催の「第28回ワールドオブブルーグラス大会」のゲストとして招待され、「IBMAアワードショウ」での「アールズオブレスター」との共演や週末のファンフェスでのメインステージ「ワイドオープンブルーグラス」出演を果たしました。(以下ブログにて写真などご参照ください。またムーンシャイナー誌11月号特集「IBMAアワードショウ」参照)
 またそののち、ブリストルの「カントリー音楽誕生の地博物館」でのコンサートや東テネシー州立大での講演/学生との交流演奏会ほか、バージニアやメリーランドなど各地のライブを重ね2週間のツアーを無事に終えて帰国しました。久しぶりにアメリカンなライブの勘を取り戻したブルーグラス45が11月はじめ、関東ツアーと地元・神戸と大阪でのコンサートを企画しています。
 1960年代のフォークブームの真っ只中、国際港湾都市・神戸ならではの日本初のライブハウス「ロストシティ」で、ベトナム戦争から休暇中の兵士や各国からの船員たちに圧倒的な人気を誇ったブルーグラス45(米国発行されたアメリカーナ音楽誌『No Depression』の完全翻訳も、以下ブログにて公開中)。普遍的なアパラチア民謡をベースに近代的なテクニックで民俗や年齢を超えて人気を得、あらゆるジャンルの素材を即興でレパートリーに、そしてエンターテイメントに徹したステージを再現するつもりです。

 

 前売りチケットやお問い合わせは各会場の世話役の皆さん、またはわたし、渡辺(本名=井上)三郎までお申し付けください。
よろしくお願いいたします。
井上三郎

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fiddleandbanjo.way-nifty.com

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井上太郎 & Anya Hinkleアメリカンルーツミュージックセッション

太郎さんとアーニャ・ヒンクルさんのギグです。(今風の表現正しいのかな?)アーニャ・ヒンクルさんは、管理人は昨年、LIVE MAGICのプレの様なイベントを東京で、そして次に鎌倉のお店で、編集長のバンジョーとの共演を体験しました。

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タイトルどおり、ヒンクルさんはアメリカン・ルーツ・ミュージックを体現してくれるミュージシャンです。できれば一人でも多くの人に、それもアメリカーナに興味を持たれている人ならなおさら聞いていただきたいですね。

ノースキャロライナからやって来たフィドル/ギターのシンガー、アーニャヒンクルと、日本で産まれながらにブルーグラスで育った井上太郎が、得意のアメリカンルーツミュージックをたっぷりお届け!
しかも投げ銭
Don't miss it!!
Start 7:00

 
2016年12月15日 19:00 - 21:00
もしも屋
〒6008029 京都市京都市下京区寺町五条上ル西橋詰町771-1

11月12日 土曜日お昼過ぎ、ブルーグラス45

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1971年8月24日のテックス・ローガン家でのパーティー、ビル・モンローやジミー・マーティンらに観られながら

 オリジナル ブルーグラス45 ライブのお知らせ。

なんか、いつの間にか「レジェンド」なんて呼ばれるようになってしまったブルーグラス45、来年のバンド結成50周年に向けてのアルバム録音に、メリーランド在住の大塚章が帰国、本拠地の神戸で一度だけのライブをします。

もし、よほどお暇でしたら、観に来ませんか。自分で言うのもなんですが、昔と同じ、練習なしの一発「レジェンド」勝負、オモロイですよ!!……たぶん。

 

「来年は50周年だよ! オリジナル ブルーグラス45」

  • 11月12日(土) 15:30~
  • 予約¥2500 当日¥3000 学生¥1000 ドリンク別
  • シルクロード 078-371-6747
    神戸市中央区北長狭通5-1-13
    JR元町駅 西口から右、奥の長い階段上がりローソン横右折、一筋角。

Cafe&Live SILKROAD : シルクロード

11月1日火曜日、武蔵小山で「フィドルごっこ」!!

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Christian Sedelmyer Fiddle Workshopのお誘い!!

ジェリー・ダグラス・バンドで活躍中、現在10月は自身のフィドルバンジョーユニット「10 ストリングシンフォニー」でオーストラリアをツアー中、ほかにもティム・オブライエンやビル・フリーゼルらとのセッションを重ねる現在ナッシュビルの最高のフィドラーのひとり、クリスチャン・セドルマイヤーが来日、一日だけのワークショップを開きます。もちろん、その妙技もたっぷり!と聴かせてくれるはずです。

10 String Symphony » Media

 

オールドタイムからブルース、スウィング、そして最新のブルーグラスフィドルまで、日本ではめったに聴くことのできないバーサタイルなアメリカン フィドルを観るチャンスです。日本を代表するフィドラー、岸本一遥と若手凄腕フィドルバンジョーユニット「Tact & Takumi」も賛助出演します。ぜひ、お気軽にご参加ください。

 

クリスチャン・セドルマイヤー“フィドル ワークショップ”

  • 日時:2016年11月1日(火)
    午後6時:開場(Greetings and Beers...!?)
    7時:ウェルカム&ハウディパフォーマンス開演
    Tact & Takumi, Ichiyo Kishimoto and Christian Sedelmyer
  • 場所:武蔵小山“Again”
    〒142-0062 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
    武蔵小山駅から徒歩2分! 03-5879-2251
    http://www.cafe-again.co.jp/
  • 参加料:大人¥3,000-、学生¥1,500-
  • 問い合わせ・予約:
    山田拓斗 tactbow@gmail.com
    または、サブさん fiddleandbanjo@nifty.com