ジョン・グリック本日帰米、ありがとうございました!
ブルーグラスな皆さま、
この度は関東、関西でジョン・グリック、ほぼ二週間、各地10か所で歓迎していただきありがとうございました。
ジョンは1951年5月28日生まれ、今日が68歳の誕生日。たった今、成田で乗り込んだアメリカ行きの飛行機内でおそらくメリーランド州ボルティモアまで、もっとも長い誕生日を楽しむことになるでしょう……!?
驚くべきことに初めて17~18歳でブルーグラスを知り音楽を、フィドルを弾きはじめたというジョン。1970年代に時代の空気を胸一杯に吸い込み、なんと弾きはじめて10年もしない内にフランク・ウェイクフィールドのグッドオールボーイズに呼ばれて初録音『Frank Wakefield & The Good Ol' Boys』(Flying Fish 049)という天才だ。そののちデル・マッカーリーやダン・ペイズリーらの名盤に名を残すもナッシュビルには向かわず、ワシントンDC/ホルティモア地区で活躍、トラッドグラスに人生を捧げた苦労人。
音楽に対する熱をずっと持ちつづけ、小手先でごまかさず思いっ切り弾きつづける(途中でワンパターンに陥ることも含めて)すばらしいブルーグラスソウルを持った、1970年代の熱をそのまま持ってる21世紀の、今やめずらしい天然記念物……!? インプロバイズするロングボウのブルースからはじまったブルーグラスフィドルの歴史とともに、クラシックやジャズも能くするスーパーキッズ出身フィドラーが多い昨今、今では珍しくなった「叩き上げフィドラー」の魂が聴ける稀有なフィドラー。
2017/05 マンモスキャンプで宝塚ブルーグラスファミリーバンドと。
きっと来年も5月中旬、日本在住の息子さん、ルーカスB.B.が主宰する富士・西湖での家族向け「マンモス・ハローキャンプ ミュージック&ラーニングフェス」に参加するために来日することでしょう。
2017 マンモスキャンプでのスナップ
SENSEI×DESIGN-LABO | 未来を担う子どもたちが生き生きとする社会を創る!
ジョンとサブさんのワークショップに参加いただいた方、また心を寄せていただいた方に、ジョンとともに心から感謝します。みなさん、ありがとうございました。
そしてジョン、心からのすばらしいフィドルをありがとー!!