I'm With Her 最後のお願い
わたし、本日9時に上海に向けて出発です。
この記事がアップされる頃は飛行機に載っているか、ひょっとしたら上海に付いているかもしれません。
さて、今日の本題です。
今月、「I'm With Her(アイム ウィズ ハー)」というユニットで21世紀を代表する若いブルーグラス3人娘が来日します。海外メディアは彼女たちを、トリオ(1987年のリンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ドリー・バートン)の再来(英 Three Chords & Truth UK誌)や、CS&Nの50年前にタイムスリップ(米 No Depression誌)と評する、21世紀のアーリーアメリカン アコースティックセンセーション!です。
21世紀を代表する「ブルーグラス三人娘」―――ワトキンズはニッケルクリークで活躍したトップフィドラー、ジャローズはマルチスーパーピッカーにして第二のギリアン・ウェルチ、イーファはヨーヨー・マらとのプロジェクト“Goat Rodeo Sessions”で2013年のグラミー最優秀フォークアルバム受賞―――20代から30代前半の「アパラチアン ボイス」の次代を背負うトップアーティストたちです。今年始動したばかりの真新しいユニット「アイム ウィズ ハー」ツアーは、東京・恵比寿のインドアフェス「Peter Barakan's LiveMagic!」(10月24~25日)、そして大阪・梅田クラブクアトロ(26日、¥6,500-)とブルーノート東京(28日、¥7,000-、学生半額)の2ヶ所では彼女たちだけの単独ライブです。ぜひとも、お見逃しなきよう……!!
チョッとオフレコ気味ですが、昨年のジェリー・ダグラス以来、ピーター・バラカンさんをはじめとした人たちの協力で、少し大きなフィールドでブルーグラスが取り上げられようとしています。来年には、サム・ブッシュ・バンドやアールズ・オブ・レスター、ベラ・フレックとアビゲイル・ウォッシュバーン、そしてパンチブラザーズなどの名前が上がったり下がったり……、それもこれも、今回の公演などの成績が大きく関係してきます。皆さん、フェスやライブで自己完結も素晴らしいですが、次世代のブルーグラスをサポートするつもりで、ぜひぜひ、お出かけください! ブルーグラスにとって、とてもいいチャンスだと思います。なにとぞ、よろしくお願いします!!!