bluegrasswise ブログ

日本列島とほぼ同じ緯度にあるアパラチア山脈、どことなくその人情も日本人に通じる 南部アパラチアの田舎から生まれたオーガニックでエコなアコースティック音楽(共鳴 /共生)、そして1960年代以降のヒッピー文化を含むカウンターカルチャーとの出会い で自由な個々人の感性を尊重する非マウス音楽として人知れず世代を越えて広まりつつあるブルーグラス(bluegrass)にかかわる(wise)ブログです。

I'm With Her 最後のお願い

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わたし、本日9時に上海に向けて出発です。
この記事がアップされる頃は飛行機に載っているか、ひょっとしたら上海に付いているかもしれません。

さて、今日の本題です。

 

今月、「I'm With Her(アイム ウィズ ハー)」というユニットで21世紀を代表する若いブルーグラス3人娘が来日します。海外メディアは彼女たちを、トリオ(1987年のリンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ドリー・バートン)の再来(英 Three Chords & Truth UK誌)や、CS&Nの50年前にタイムスリップ(米 No Depression誌)と評する、21世紀のアーリーアメリカン アコースティックセンセーション!です。

 

 21世紀を代表する「ブルーグラス三人娘」―――ワトキンズはニッケルクリークで活躍したトップフィドラー、ジャローズはマルチスーパーピッカーにして第二のギリアン・ウェルチ、イーファはヨーヨー・マらとのプロジェクト“Goat Rodeo Sessions”で2013年のグラミー最優秀フォークアルバム受賞―――20代から30代前半の「アパラチアン ボイス」の次代を背負うトップアーティストたちです。今年始動したばかりの真新しいユニット「アイム ウィズ ハー」ツアーは、東京・恵比寿のインドアフェス「Peter Barakan's LiveMagic!」(10月24~25日)、そして大阪・梅田クラブクアトロ(26日、¥6,500-)とブルーノート東京(28日、¥7,000-、学生半額)の2ヶ所では彼女たちだけの単独ライブです。ぜひとも、お見逃しなきよう……!!

 

 チョッとオフレコ気味ですが、昨年のジェリー・ダグラス以来、ピーター・バラカンさんをはじめとした人たちの協力で、少し大きなフィールドでブルーグラスが取り上げられようとしています。来年には、サム・ブッシュ・バンドやアールズ・オブ・レスター、ベラ・フレックとアビゲイル・ウォッシュバーン、そしてパンチブラザーズなどの名前が上がったり下がったり……、それもこれも、今回の公演などの成績が大きく関係してきます。皆さん、フェスやライブで自己完結も素晴らしいですが、次世代のブルーグラスをサポートするつもりで、ぜひぜひ、お出かけください! ブルーグラスにとって、とてもいいチャンスだと思います。なにとぞ、よろしくお願いします!!!

www.bluenote.co.jp